まう。
ヘロムってのはニュールトリカに昔から住んでる動物の一種で人間に相当危険視されている
中には狂暴な奴や人間ばりの理性を持って行動する奴、しまいには魔法まで使える奴だっていてヘロム絡みで何かトラブルが起こった時の対処方として俺達第五捜査室が結成されたわけだ。
しかしまぁ…ヘロムはもう2年前のあの事件で絶滅しちまったし何故今だに此処が残っているのか不思議でしょうがないが給料貰って生活できてるんでそんな疑問は考え無い事にする
ふと時計を見るともうすぐミューティングの時間だ。
デスクから重い体を起こし首を数回ならす
「…おい、ジーナ、起きろって。ミューティングだミューティング。」
「…………スー…」
「おいって……」
座る女を数回揺らすも一行に起きる様子は無い
「…ったく…。…ふぁ〜…」
女を起こすのを諦めた俺は欠伸をしながらミューティング室へと向かっていった