熱帯夜

 2006-07-23投稿
閲覧数[476] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あれから時は流れ
季節も変わって
うなされるような
熱帯夜が見せる夢は
あなたとの懐かしい思い出


息苦しい夜でさえ
あなたは私を捕らえて離さない
夢に出てきたあなたは
あの時のまま
笑顔はまるで真夏の太陽


今宵もあなたに逢いたいから
熱帯夜 目を閉じる
どんなに目覚めが苦しくても
寝付きが悪くても
あなたに逢いたいから


目が覚める時
私はまた泣いているのかな?
あなたの笑顔が日に日に薄れる
こうして全て忘れてゆくのかな?
辛いけれどこの思い出は忘れたくない


あなたもいつか私を忘れるの?
一緒に過ごした日々も
ふたりの温もりも
忘れるの? 無かったことにするの?
あなたの中の私の思い出が私の存在なのに


あなたのいない景色が日常になってゆく
慣れることが怖くて
また涙してしまう
震える私の肩に誰も気がつかないで
まだ忘れたくないからもう少しこのまま…

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 心 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ