時間が立つにつれ、太陽の
日が強くなっていく。
およそ、気温は34度だろう
と、ガオは体に感じた
暑さを適当に計る。
それ以外にも、暑苦しい
奴がいるのだが…
「ガッオ君!♪」
後ろからいきなり飛びついてきたのは、恵理だ。
ガオは無表情で、
「なんだよ、バテたか!?」
「う〜ん…バテた!♪」
あきらかにバテテ無い
返答だ、
「あっそ、ご自由に!」
「え〜!待ってよ!」
ガオは手を後ろに向かって
ふる。
「じゃあな!」
… …
なぜか、返事がない。
恵理なら、このパターンなら、騒ぎだすと思ったが、そう考えながらまた、ガオは後ろを振り向く。
「ッ!…」
恵理が歩道に倒れていた。
あまりにも、想像が
つかなかった事に、ガオは
驚きを隠せない。
ガオは恵理の方にすぐ
向かった。
「おい!どうした!?」
「…………」
返事が返ってこない、
「くそッ!救急車!!」
ガオは携帯を取り出し
『119』と番号をおす。
『… …はい、119です』
「救急車頼む!人が
倒れて、返事がねぇ!!」
… …
その後、場所を教え、
出来るだけの処置をした。
数分後、救急車が来て、
恵理は、近くの病院に
運ばれた。
… …
「手間かけさせやがって」
ガオはその後、救急車を
見送ってから、自宅へ
戻った。
「バタンッ!」
「あ〜!くそッ!寝るか」
ガオはベッドに腰をかけ
目を閉じた…
あとがき
実際、119にかけたら
『はい、119です』って
言うのだろうか?
あ〜!エルフ!