「愛してる」 「愛してるの」 星々の明かりと涼しい風がとおり抜ける 私はタバコを片手にベランダで聞いていた 携帯から聞こえる微かな声が私の身体の中を通り抜ける 「大丈夫だよ」 「俺も愛してるから」 私はタバコを吸いながら彼女に優しく嘘をついた 「信じていいだね」 泣きながら彼女は言った 「大丈夫だよ」
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