やっとキョウの死を受け止め、現実なんだと確信した私はますます涙が止まらなかった。もう会えないし話す事もない 存在が記憶の中でしかなく、時間と共に薄れてしまう。人の死ってそうゆう事なのかな
わからない… キョウの存在が在った事は私の中で余りにも大きく強烈に残っている。遺影を見つめていると今にも話だしそうだった
「ありがとうございました 又来ます」 私は落ち着くとキョウの実家を出た。
昔何回も訪れ、泊まりもした家はほとんど変わらずそのままだったが やっぱりキョウだけがいない…
一年何て月日は私には無意味だった。何年経ってもきっとキョウに対する思いは変わらない