監督が「ドラマ完成に祝って乾杯。」
みんなが「かんぱ〜い。」
優美は、オレンジジュースで乾杯をした。
楽しく話してるみんなの笑顔を見ると何だかこっちまでが楽しくなってくる。
優美は、はやと君と海斗君と話してる。海斗君はビールの飲み過ぎで酔っぱらっている。みんな楽しそうだ。「海斗君、飲み過ぎだよ。」
「おい!飲み過ぎだって!」
「いいんだよ。飲み過ぎても、今日は最終回のお祝いなんだから。ねぇ、優美ちゃん。」
「まぁねぇ〜。」
優美は、浩輔が気になった。電話もしないで、お祝いに参加したから。
「もう、こんな時間だ。」と監督が行った。携帯を見ると、11時43分を示していた。優美は、こんな時間までいったけぇ?って思った。
「監督、そろそろ帰りましょう。」
「そうですね。」
一人ずつ監督、スタッフ、一緒に役をやってきた人達にも感謝の言葉を言った。
「今日まで、本当にありがとうございました。最初は、不安でしたけど、優しい先輩方が教えてくれたから、今日まで楽しくやってこれました。監督にも厳しい言葉をもらいながら、とってもいいドラマが仕上がりました。また、一緒に共演するかもしれませんが、共演したらまた、よろしくお願いします。本当にありがとうございました。」
と言った。言った後に、とっても素敵な花束を貰った。優美の目には、涙がこぼれ落ちていた。
本当にありがとう。と言う気持ちでいっぱいだった。