俺は目立つのが苦手だ。中学までは目立つ事なく地味に細々やってきたに高校ではそうもいかなくなってしまった。木原白雪の隣の席になってしまったからだ。
入学式早々、家に帰道が悪くなったと1時間もかかる道のりを送らされたり新鮮なトマトが食べたいと畑を作るのを手伝わされたりと毎日木原白雪の自由奔放な行動に振り回され、俺の名前が椎名葵だと知らなくても木原白雪とよくいる平凡な奴と有名になってしまった。
静かな高校生活を送りたい俺はなるべく木原白雪に関わらないようにするのだが、妙なタイミングで彼女と会ってしまい、結果彼女に付き合わせられるのだ。
何とか彼女との関わりを絶ちたいと躍起になっていたが、高校に入学して2ヶ月のある日彼女ある重大な秘密を知ってしまい、以後彼女をサポートすることになる。