控えめな恋愛 第四話
早速メールしようかなぁ。
どうしようと考えているとeメールが届いた。
内容は軽いものだった。
健介です。
夜遅くにごめん。
確かに遅かった11時半すぎにメールが届いた。
続きを読もう。
これからよろしく。
健介
返信しようかな、でもこんな遅いからなぁ。
マキに相談しよう。
少し程コールしたらマキが出た。
<ねぇねぇマキ健介君からメールがきたんだけどさメール返した方がいいかな?>
<即メルだよ普通>
<即メルかぁ〜わかった。ありがとうマキ>
<え?楓、健介からメールきたの?じゃあうちにも教えてよ。>
やっぱり。この展開になることは予想したけど、予想どおりになるとは思いもしなかった。
<わかったよ。健介君に聞いてみる。>
それから話しが盛り上がり30分くらい話していた
電話を切り早速、健介にメールを送る。
こっちこそよろしく。
健介からは返信がなかった。
寝てるんだと思い私も眠りについた。
夏休み初日
大体10時頃にメールが届いた健介からだ。
今なにしてる?
今起きたところ。
すぐ返信する。
ごめん。おこした?
返信がすぐ返ってきた。
そうだマキが健介君のアド知りたいって。教えてもいい?
楓は少しやだって言ってと願っていた。
別にいいよ。
わかった。おしえとくね
グサッと胸にささったきがした
三週間くらいたつと健介からメールがこなくなった。
私からメールしても即メルじゃなくなった。
友達の恵美からマキの噂を聞いたマキと健介がつき合っているらしいと。
でも、証拠がないから違うよと楓はずっと自分に言い聞かせていた。
最近、マキと蒼井が妙に仲がいい。
少し気になってしまった楓は恵美と一緒に蒼井に聞いてみる事にした。
蒼井はすぐに白状した。
健介とマキはつきあっていた。
つづく