赤の眼2

クローバー  2006-07-24投稿
閲覧数[645] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「!?」恵は驚きで口があいたままだ。恵の目に入ってきた映像は、丸い球体に目、手、口が異常なほどある。「バケモノ・・・」恵は今自分が、どのような状況でいるのか分からなかった。しかし、恵はこれだけは分かった。自分が危険にさらされているということに。「ヴァー!!」バケモノは雄叫びをあげ、恵の方へ近づいてきた。「く、来るな!!やめろ!!」バケモノはやめる気配はない。恵とバケモノとの距離は5mほどまでに近づいた。その時、恵の頭に何かが話しかけてきた。「・・・キサマハイキタイカ?」「誰?」「キサマガシルニハマダハヤスギル・・・ハヤクシツモンニコタエロ!」すると、急に恵の目付きが変わった。「俺は生きたい!一生懸命に生きるんだ!だから死にたくない!」「・・・イイメヲシテイルナ。キサマガシヌノハハヤイ。スコシカラダヲカリルゾ。」声が消えた直後に光が恵を包んで見えなくなった。少し経ってから光は消えていき、中には恵が立っていた。さっきの恵とは明らかに違う所がある。目が赤いのだ。「・・・ゲンジツノニンゲンノカラダヲカリルノフサシブリダナ。」恵はない。ナイフを構えた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 クローバー 」さんの小説

もっと見る

SFの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ