快晴です。
太陽はサンサン、雲一つなく、吸い込まれるような青い空の下に…
俺がいる
男は握り締めていた物を、さらに握り締めた
後悔と自責と羞恥が青く澄んだ空と溶け合って
男の顔を真っ青に染めた
男は倒れ込んでいた
両の手にはアイスクリームを持ち、顔は固まり、目は虚ろ
まるで窓にへばりつく蛙のように、どこか哀しげで、どこか滑稽な姿だった
男の前には女が一人
色のない顔で男を見ている
中世の暗黒時代がここだけに来たかのような長く苦しい沈黙の時
男は立ち上がった
俺はあきらめない
決意の顔に男の顔が引き締まる
カサブタ2に続く