ライオンの恋 その4(完)

α  2009-08-06投稿
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しずか先生を待たせて友を呼ぶ。
心配で苦しくなったが友の意向を汲んで側を離れた。




戻った時、友は少し淋しげな顔をしていたが、いつもと同じように振り向いて

「ありがとう、友よ」

と言った。

友の首をそっと撫で言う。


「帰ろうか」


「ああ、帰ろう」


友との短い旅はこうして終わった



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