あたしは、リストカットをし始めて半年がたった。
腕には生々しい跡が残っていて、今だに見るたびに痛々しく思えてきた。
あたしに一つ変わったことがあった。
それは、友達ができたのだ。
最近では、よくメールをしたり遊びに行ったりしている。
その子は、あたしと同い年で同じ学校の子である。
その子もリストカットをしていて、あたしたちはよくお互い分かりあえた。
そして、悲しいことがあるとお互いに励まし合い頑張ってこれた。
そして、半年たったあたしは今普通に学校に行かれるようになり、こうして今自分の物語を書いている。
あたしには、未来がある。
ただ、むやみに自分のことを嫌ったり腕を切ったりしないでほしい。
あたしたちには、明日への希望を捨てないで生きているから……