お前が此処から出て行ったあの日 どうして、強引にでもとめなかったのだろうか 腕を掴んで、抱き寄せて、これからも俺の傍に居てくれと、 何故、言えなかったのだろうか 本当は、お前もそうして欲しかったのではないだろうか ふと、顔をあげると、 そこには、唯一お前が残していった、゙ふたりの似顔絵゙があった 優しく微笑むそこには、穏やかな幸せが確かに溢れていた
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