どこからもなく、声が
聞こえる…が、聞き取れ
無い。
(なんだ、この感覚?)
今までに感じ無かった
感覚が、仁を襲う!
(俺と、夏奈はいったい!?)
… …
「つつ…何だ?」
「あっ!気付いた!?」
夏奈は、笑顔で話かける。
「心配したんだから!!」
「ごめん。」
… …
「で、返事は?」
夏奈は、顔を真っ赤に
して言った。
「あっ、えっと…
俺もお前の事が、好き
だったかも知れない。」
「知れない?」
確かにおかしい言い方
だったかも、知れない。
なんせ、自分はもう、
頭がパニックに、なって
いた。
(いっちまえ!!俺の気持を!!)
「俺も、お前の事が、
好きだ!!!!」
……「仁〜!うれしい!!」
それと、同時にいきなり
飛びついてきた。
「ぐわっ!首折れる!!」
「えへへ♪」
「たっく、夏奈の奴は」
あの夢の真実は、いったい
なんだったのか、まだ、
その時は、わからなかった。
「仁なら、言うと思って
たよ〜!」
「そうかい」
(こいつ、馴れ馴れしい)
こうして、お互いの、
本当の気持を伝えあい、
俺らは、恋人同士に
なった。
あとがき
仁の口癖は、「そうかい」
仁達の、主題歌は、
「悠久の翼07.mix」
ガオ達の主題歌は、
「mellow melody」
と、勝手に想像しながら、
書いている。ファイネストナイトでした。