ロックンロールはやって来る。
目を閉じて、耳を澄ますだけで。
学級委員の山田さんが朝の会をはじめても、
親父が女と逃げても、
世界の裏側でミサイルが落ちても、
君があいつとキスをしていても、
明日世界が滅びたとしても、
イヤホンなんていらない、
冷たい夜にさらわれそうになった時、
さりげなく、
力強く、
まるで少年のようにまっすぐに、
ロックンロールはやって来る。
君が明日も君であるように。