夏奈が、俺の家に居候
して、2日、そろそろ
家出の理由を聞き出そう
としていた。
「なあ、夏奈?お前って、なんで、家出なんて、したんだ?」
言いだしくなさそうだっ
たが、
「別に、信じてくれる
訳ないしな〜…」
「かまわないって。」
「う〜ん…じゃあ話すね。」
窓から、風が入り、髪が
、揺れる。
「私、実は言うと…
未来人なんだ。」
… …
一瞬にして、周りが
固まった。
「えっと、それは、何の
冗談かな?」
「やっぱり、信じて
くれない!!」
「物理法則的に、時間は、操れない!そんな、みえ
みえの、嘘、誰だって
信じねって!!」
「それが、出来ちゃうん
だよな〜!」
「まあいい、騙されたと思って、話、聞いてやるよ。」
「何よ〜!」
「はいはい。」
「未来で、お父さんは私の婚約者となる人をを毎週
連れてきて、ウンザリしたから、過去に来たの!!」
「あれ、お前中学生じゃあ…?」
「あれは…過去にいく際に、自身の事を言う場合…
あらかじめ、嘘の事をいうんだよ。」
「何か、理由あるのか?」
「さあ、先生は禁則事項
とか言って、教えてくれないんだ。」
… …
「あははははっ!どう見たって嘘丸出し!!」
「やっぱりいい〜!」
夏奈は、顔を横に向けながら、呟く。
「ついでに、聞いとくけど、歳はいくつ?」
「前にも、言った気がするけど…ッ!!!!」
(あ〜!そう言えば、仁
に会ったばかりの時に、
本当の年齢言っちゃった
んだった!!)
「あの時、聞いてなくて…」
(ラッキー!聞いてなかったぽいし!!)
「えっと、歳は15歳で〜す!!」
「矛盾してるけど…」
「禁則事項だよ〜!」
「そうかい。」
夏奈々は、じっと見つめ、
「信じてくれた?」
「まったくで、ございます。」
「いいよ〜だ!!」
あとがき
リメイク版、検討中。