最近ふと思った
慧が私のことを避けている
嫌な気持ち…
話さない…
おまけに目をそらす…
慧のこと諦めなきゃいけない…
何度もそう思った
でも忘れられない…
私は覚悟を決めた
放課後…
裏庭に裕太を呼んだ
「話何?」
「裕太…あたし裕太のことすき」
「マジ!じゃあ付き合ってくれる?」
「友達として…」
「ぇ…あっ…アハハ…はやとちりしちったな…ごめん…」
「友達としていたい…」
「当たり前だろ!」
「ありがと!」
一1週間後―\r
♪〜
メールがきた
坂上からだ
"返事は?"
即座に返信した
"あたし、ちょっと気があるかも…"
すると…
"お前のことが好きだ。こんな俺だけど付き合ってください"
"はぃ!"
それから毎日坂上からメールがきた
"好き"
"愛してる"
デコメできてうれしかった
あたしも好きで好きでたまらなくなった
他の男には
見向きもしなかった
慧のことも裕太のことも何の感情がなくなっていた
坂上のことで一杯だった
坂上がたまにあたしのクラスにきた
付き合っていることは秘密だから話すことは出来ないけどあたしに会いに来てくれてるのかなとか勝手に思っていた
たまに坂上が"茜"って呼ぶからあたしも"雄也"って呼んだりした
毎日がすごく幸せだった