俺は浩二。大学三年生で、幽霊研究会(通称幽研)に入ってる。そして今日もまた、仲間と一緒に心霊スポットに向かっていた………。
車内では浩二への不満がとんでいた。
「今日の場所は大丈夫だろうな?お前行く所いっつもつまんないもんな」
そういわれ、
「今度はちゃんと恐いから大丈夫だって」
と、浩二は自信満々に答えた
着くと、そこには重苦しい空気が漂っていた。
浩二達は車から降り、ビデオカメラを回しながら歩き始めた。
歩いて数分経ったその時、急にさっきまで元気だった雄治が行きなり
「……苦しい……」
といい始めた。
危険を感じた浩二は、
「ちょっとヤバすぎるから戻んね?」
といいみんなで車に戻ってそのまま帰った。
しかし車内ではとんでもない事になっていた…。
なんと、イスや天井などにたくさんの血がついていたのだ……。
車内はパニック状態になり車は崖から転落。
乗っていた人は全員死亡……。
警察が車内で見つけたビデオを再生するとそこにはたくさんの子供がこっちに走って来てたたらしい……。
警察が調べて分かった事なんだが、昔その場所で小学生を乗せたバスが事故ったらしい。小学生は家に帰る為に車に乗せて欲しかったのかもしれない…。
今日も小学生は車に乗るために走り続けている………。