【God-Game】~神様のゲーム~ <07ゲーム目>

有朱  2006-07-26投稿
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それから三日が過ぎた。
「蛍・・総司と喧嘩でもしたのか??」
「はっ??何で??」
「総司は二日目から全く口をきかんではないか。」
「俺は関係ねぇよ。アイツが可愛くないのは始めからだろ??」
「今日町に総司を連れて行ってやりなさい。」
「はっ!?何で俺が????」
「わしは足腰が悪いんでな。」
「・・・分かったよ。」

コンコン。蛍はドアを叩いた。
「入れ。」
「今日は町に行くぞ。」
「・・・なぜだ??」
「じいちゃんが気晴らしに行って来いってよ。」
「・・この世界を見ておくのもいいか。」
「じゃあ後十分後に家の前に集合だからな。」
「分かった。」

十分後。
「じゃあ行くぞ。」
「ああ。」
蛍に連れられ裏通りを抜けると人がにぎわう町に出た。
「・・人が多いな。」
「今日は夜に祭りがあるからな。」
「祭りか・・人間のする祭りはどんなのなんだ??」
「普通だよ。」
「普通とは何だよく分からんではないか!!」
「行きゃあ分かる。」
「行ってもよいのか!!??」
「何だよ誰も駄目とか言ってねぇだろ??」
「我は祭りには行けなかったんでな。」
「何でだよ??」
「駄目だと言われていたんだ。」
「ふぅ〜ん。」
それから雑貨屋や図書館や八百屋やいろんな所を見て回り、一度家に戻り夜にもう一度町へと向かった。
「すごいな蛍♪これが人間の祭りか??」
「!!!!・・・ああ。」
「どうかしたのか??」
「いや・・お前が名前呼んだからちょっと驚いただけだよ。」
「!!・・・・・。」

「ほ〜た〜る〜!!そ〜う〜し〜!!」
「??・・柚木来てたのか??」
「????その服は何だ??」
「これ??これは浴衣だよ♪」
「浴衣とゆうのか??綺麗だな。」
「///・・あっ!!そうだ♪ちょっと総司来て♪」
「なっ!!なんだ??」
柚木は総司の腕を引っ張り連れて行ってしまった。
「蛍はちょっと待ってて!!!!」
「おいっ!!・・・たくっ。」

それから十分が達柚木が帰って来た。
「お・ま・た・せ♪じゃ〜ん!!」
柚木は自分の後ろに隠していた総司を引っ張り出した。
「柚木離せっ!!/////」
「へぇ〜!!けっこう浴衣似合うじゃん♪」
「なっ!!/////」
総司は銀髪の肩上までしか無い髪を一つにまとめて、黒地にピンクの花模様の浴衣を来ていた。
「お前もそうゆう格好をしてたら女に見えるな。」
「うっ煩い!!黙れっ!!////」



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