どうせ手に入らない物なら
激しくぶつかって
何もわからなくなる程に
全てを壊してしまおう
もう誰にも侵されない様に
代償は幾つもの傷から
流れるこの血と共に
僕の全身で支払うから
どれだけ薬を投与しても
身体中に包帯を巻いても
少しも治まらない
痛みを抱いて
冷血と呼ばれても構わない君の為に血さえ凍らせよう
どうせ手に入らない物なら
そう僕達は
いつの間にか
汚れた事にも気付かずに
加速を付けて堕ちていく