†聖痕

 2009-08-22投稿
閲覧数[336] 良い投票[0] 悪い投票[0]


代わり映えなく流れるhappy melody 心癒されるかい 涙拭えるか

曖昧な現実に浪費尽くした心 腫れ上がった傷口に 消毒薬を

愛されたい。そう思っても 何もできない 臆病風 肌を刺す

怨んでほしいくらい 弱虫な自分 愛することもできず 死ぬ?

交差する言葉たち 鵜呑みにしたら 苦しくなった
水分をください 枯れた声にと願う空

此処で終われ 全て 嘘だったと刷り込んで
躊躇いのプラグ 捩切って 楽になろう
明日は晴れぬ 所詮 幻想だったと気付き
放浪の闇 置き去りを感じて 眠る

薄れゆく記憶 幸せ感じた時も 今は廃色
赤色に汚された身体は 誰も愛せない
解っている 自分の弱さ 否定しても
傷痕が疼くことは 誰にも止められない
「色を変える 腫れ上がる」

恨みつらみ 晴らす事なく 陽はまた暮れる
誰か誰か かなしみの置き場 ください

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 楓 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ