【God-Game】~神様のゲーム~ <08ゲーム目>

有朱  2006-07-27投稿
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「お前何か可愛く・・・」

「エッ・・エルフだぁ〜!!」

「!!!!!何っ!!!???」
「どうした!!??エルフとは何だ!!??」
「ここらへんによく出る化け物だ。元は人間だったんだがな・・」
「どうゆう意味だ!!??」
「理性を失い、心を失い、エルフになるっ!!とりあえず俺は行ってくる。」
「何を言っている??武器も能力も無いお前が行ってどうなるんだ!??死体を増やすだけではないか。」
「じゃあどうするんだよ!!」
「己の命があればよかろう。」
「!!!お前なっ!!!!」
「二人ともやめてよっ!!!!怪我人は私が見るから皆を避難させて!!!!」
「分かっ・・」
「なぜだ??」
「えっ??」
「なぜ我が他人の為に動かなければならない??」
蛍は総司の胸ぐらを掴んだ。
「!!お前は柚木に命救ってもらったんだ!!柚木に借りをつくりたくないなら皆を守れっ!!」
「・・・・よかろう。借りは返そうではないか。人間に借りなどつくりたくはないのでな。」
総司はエルフがいる方へと走って行った。
「総司!!・・・総司は女の子なんだよ!!??怪我したらどうすんのよっ!!!!」
柚木は総司の後を追った。
「・・・・・。」


総司はエルフ達前に立った。
「おい化け物!!我が相手になってやる!!殺されたい奴はかかってこいっ!!!!」
エルフ達はは止まり総司を見た。その途端一斉に飛びかかって来た。
「・・・。」
総司は手を前に出し聞いた事の無い言葉で呪文を唱えた。すると総司の瞳は紅くなり、手のひらから大量の炎の玉が飛び出しエルフを半分ぐらい片付けた。
「!!くっ!!」
総司はまだ力が全然戻っていなく瞳の色は元に戻り、その場に座りこんだ。
「・・クソ!!まだ、無理か。」
「総司!!」
総司が声のする方を見ると柚木が駆け寄って来た。
「やっぱりまだ無理だよ!!」
「今はそんな事を言っている場合じゃない。逃げろ。」
「総司を置いて逃げられるわけ無いっ!!!!」
「いいから逃げろ!!」
エルフ達が総司達目がけて飛びかかって来て総司は柚木を出来る限りおもいっきり突き飛ばした。
「総司ぃ!!!!!!!!」



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