いま、光の雨がふる。
さみしいという気持ちも
くるしいという気持ちものりこえて
ただひたむきな愛に満たされるこころ
やがて沈むことになっても
こうかいはしない
あなたは雨をふらせるから
それはかなしみではなくて
どこまでも優しい
こころを溶かす雨だから
こうかいはしないの
あなたに出会えたこと
わたしの誇りだから
いつまでももっていく
ちいさなたくさんの光の欠片たち
わすれないから
どうかあなたもわすれないで
ふたりで手をつないで立っていたこと
あの五月雨にふたりで濡れたこと
こころが生きたいとさけんでいること
ね
あなたと手をつないだ
いま
あのときと同じかがやきで
いま
あのときと同じように
いま
光の雨がふる……。