頭が痛い…
胸が締め付けられる。
病気では無い。
シャトルでの、大気圏脱出時の衝撃です。
なぁ〜んて話は昔昔の事…
百年前から、光の速度を超えた世界に成ったのだ!
アンドロメダ第82星雲から来た、髭面の男が言った。
「貴方、そんなんでは宇宙旅行は無理ですよ」
「昔、釣り船で、直ぐに酔うのと同じですよ」
アンドロメダ星人は笑って言った。
その昔、飛行機が飛んでいた頃、飛行機に弱い人が居た事は、最早誰も、知る由は無い。
何処の時代も、乗り物酔いは、治らない様です。
酔客「ベらんめぇ〜」
「呑まずに、シャトルに乗れるけぇ〜」
未来も、酔客は変わらない様です。
水晶を見ていた、占い師…
先祖の行いを見て、思ったのだった。
「私の占いは確かだな…だけどさ…」
占い師は、何故船酔いに弱いか、解った様な気がしていた。
だけどさ…
私の占いは、酔わないと、占えないのよね。
酔拳の様な気が、占いに影響していた事は言うまでも無い。