?崖淵斜陽館番外編

亜樹  2006-07-27投稿
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頭が痛い…
胸が締め付けられる。

病気では無い。

シャトルでの、大気圏脱出時の衝撃です。

なぁ〜んて話は昔昔の事…
百年前から、光の速度を超えた世界に成ったのだ!

アンドロメダ第82星雲から来た、髭面の男が言った。
「貴方、そんなんでは宇宙旅行は無理ですよ」

「昔、釣り船で、直ぐに酔うのと同じですよ」
アンドロメダ星人は笑って言った。

その昔、飛行機が飛んでいた頃、飛行機に弱い人が居た事は、最早誰も、知る由は無い。

何処の時代も、乗り物酔いは、治らない様です。

酔客「ベらんめぇ〜」
「呑まずに、シャトルに乗れるけぇ〜」

未来も、酔客は変わらない様です。

水晶を見ていた、占い師…
先祖の行いを見て、思ったのだった。

「私の占いは確かだな…だけどさ…」

占い師は、何故船酔いに弱いか、解った様な気がしていた。
だけどさ…
私の占いは、酔わないと、占えないのよね。

酔拳の様な気が、占いに影響していた事は言うまでも無い。

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