その時、佐助は笑ってごまかしたが、心の中では才蔵以上に心配していたのだ…
『幸村の身に何かあったらどうしよう…』
佐助は女の跡を追うため才蔵に言った。
『才蔵!俺、気になるしもし幸村になんかあったらヤバイからさっきケーサツとか言ってた奴を追ってきていいか?』
才蔵は言った。
『幸村様だろーがぁ!ったく…
おまえがいなくなると戦力的に半分以上落ちるが、争いが起きていない今なら良いだろぅ。そいつを見つけて聞き出してこい!』
『分かった!任せときな!』
佐助は木を飛んで女が行った方に急いで行った