N氏「お前? なんで生きてるんだ? たしかに俺はお前を殺したはずなのに……」
F氏「あぁ、僕は死んだよ。たしかに死んだ」
N氏「ん? じゃあ何で俺の目の前にいやがるんだ!?」
F氏「死んだから君の目の前にいるのさ」
N氏「何言ってやがる? 幽霊か? お前、幽霊なのか?!」
F氏「あはは、何言ってるんだよ。ここは死後の世界だよ」
N氏「はぁ? 死んだのはオマエだろ。俺に殺されたんだろが!」
F氏「うん、殺されたよ。そして、もう君も死んでるんだよ」
N氏「!?」
F氏「僕を殺して逃げる途中に、君は大型トラックに轢かれてミンチ肉になったのさ! 即死だね! 僕は霊のまま見てたよ」
N氏「俺が死んでる!? ハァ? ワケわかんね!? 納得できねーよ!」
F氏「あ、僕は君より死後の世界では五分先輩だから、敬語使ってくれるかな」
N氏「ハァ? 死んでるヤツが何言ってんだよ、馬鹿が! まぁ、俺も死んでるならしょうがないけど……こうなったら霊体でイタズラ三昧してやるぜ!」