鬼里(おにさと)

きゅる  2009-08-28投稿
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「神善兄さん!」
「ああ龍次、よく来たな。虎雄兄ちゃん、レコーディングで遅くなるってさ」
「まあ、仕方ないよ、今はみんな忙しいしね。今日も、やっと休みが合って集まれるんだから」

「神善!龍次!」
「兄ちゃん、お疲れ」
「今日どうする?虎雄兄さん」
「そうだなー、近くに俺の行きつけあんだけど、1杯やってかない?」
「OK!でもまた今日も、僕の奢りとかって言わないよね?」
「心配すんなよ龍次、今日は俺!」
「えぇ?大丈夫かよ神善?」
「大丈夫だって!次の大会、絶対優勝間違い無しなんだからさ!」
「・・・まあいいや、何にしろ、奢りってことに変わりはないんだからさ。行こうぜ!」
「「オー!!」」





虎雄・神善・龍次の3人は、巷では「大和3兄弟」として名の知れた兄弟である。
その忙しさゆえに、実家に帰るのはおろか、こうして集まることもままならない。

今日は酒を酌み交わしつつ、近況を語り合うことにしたようだ。





自分達が、奇々怪々な事に巻き込まれるとも知らず・・・





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