群青色の彼方に・・・05

長谷川友一  2009-08-29投稿
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「こちら管制塔、ブルーイーグル隊発進急げ!」

二機の青いイーグル(Fー15)が空に上がる。
二機が編隊を組んだ所で航空管制幾から無線が入る。
「こちら、管制幾、これより状況を説明する。」
「管制幾どうぞ。」
三波が返す。
「現在、敵の航空部隊が日本に向かって進行中である、それに加えて、北朝鮮は長距離ミサイルの発射準備を進めている模様だ。」
「俺たちはどうすればいい?」
と三波
「ブルーイーグル隊は日本領空に入った敵性航空機を迎撃せよ、敵の長距離ミサイル発射施設と敵領空の航空機にはアメリカ軍が当たる。」

「日本の運命をアメリカに任せるのか!?何の為の自衛隊だ!」
俊也がキレ気味に返す。
「三波!どーすんだよ?」
「決まってるだろ?アメリカに任せられるか?」
「へっへ!さすが相棒だ、わかってらっしゃる」
すると、アメリカ軍幾から無線が入る。
「こちらクローバー1!押されている!増援求・・・」
「こちらダイヤ3!隊長幾がやられた!」

「たよりねー野郎だ!」
と俊也
「こちら、ブルーイーグル1管制幾、敵の航空機部隊を突破した幾はいるのか?」
「こちら、管制幾、今の所一機も突破していない、敵はこちらの半分以下の戦力なんだぞ!何故突破できない!」

三波はわかっていた、あの伝説のイーグル使いがそこにいる事を。

「俊也!行くぞ!」
「こちら、ブルーイーグル2!了解!ブルーイーグル2交戦!」
「ブルーイーグル1交戦!」

「ブルーイーグル隊!それは命令違反だ!」
「もう、日本にミサイル打たせる訳には行かないんだよ!俺たちが止めないで誰が止めるんだ!」

三波はわかっていた。
この空の彼方が、彼の戦うべき所だと・・・

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