あの夏過ぎて

たいやき  2009-08-30投稿
閲覧数[572] 良い投票[0] 悪い投票[0]

店に入った2人


いい服を探しながら
貪欲!?なデンは
周りを見渡す

『うわっ、胸デッカ!』
デンは思ったことを
すぐに
しゃべってしまう


『声でけぇよ!』
ヤマは
本当にシャイだから
まわりの視線が
気になる


そんなこんなで
買い物も済んで
出口へ向かう途中


『あの…
私チカっていいます。
こっちはケイとアイ。
アド教えてくんない?』

…まただよ


デンは思った
ヤマにはよくあること

アドくらい
教えてもいいと思うけど

ヤマは
決して教えない


『ゴメン、彼女いるから』
お決まりの
ヤマの嘘

引き上げる女の子たち…

デンが
それを追う

そして
チカに言う

『彼女いるとか
あれ嘘だから!
シャイなだけだよ!』

デンは続ける

『オレが
あいつ説得するからさ
とりあえず
アド交換しよ!』


『…』
チカの沈黙…
そして…


『まっ、いっか!
デン、よろしくね!』

『よろしくな〜』


喜びながら
戻ってきたデン

『アド聞けたか?』

『んなわけないじゃん!
撃沈だよ!』

ヤマには見えたはず…
2人の未来が
そして…
それは残酷だった…

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 たいやき 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ