あぁ゛゛意識が遠のいてく…。
七海。
守れそうにないや…
ごめんなぁ
こうなるなら、最初から助けに入らなければよかった…
痛くて…
痛さも麻痺してきた…
誰も守れないんだ…
僕には
・・・・・・
「や゛゛めろ!!」
ぼんやりした僕の視界には誰が何をしたのかわからないが、
空から水が…
降ってきた゛゛!!
「くそが!ギタギタにしてくれる!!」
僕と不良達は空から降ってきた水でびしょぬれになり、
頭に血の上った不良は二階に、ガンをくれていた
視線の先には
バケツを窓から出してる
フードから、サラサラな黒髪をなびかせ
怒った顔の
きいこがいた!!!
激怒した不良は二階へ行こうとしたが
不意に、僕は片足にしがみついた!
偶然にも足掛けになりバランスを崩し、倒した!!
が・・・
さすがに喧嘩慣れしている・・・
って花壇の石を持ち
う゛゛゛嘘だろ
振りかぶって゛゛
「しげさぁ゛゛」
うぅ゛゛゛やっやめてくれ゛゛゛
「シゲボウ゛゛!!!」
ここは…
保健室……
僕は。。。。
結局、石で殴られたんだっけ・・・
「あっしげさん気がついた?」
誰だぁぼんやりしてて、きいこかぁ・・・
しげ「ぁあ七海・・・僕どうなった」
七海「危ない所を先生が…」
そうかぁ…ビビっただけで気を失ったんだなぁ…
格好悪いな……
って!!!
茂「あのさっ。あいつは。」
七海「んぅ。あの子なら、、帰ったよ…看病は私に……任せる…って」
そっかぁ…
そっかぁ…無事なら
本当によかった。。
その日の更新ブログを見たら、きいこは祭りに参加した事になっていた
たこ焼きが美味しかったって書いていて…
その時、少しだけ涙が出た事は内緒にしてもらいたいものだ・・・