「ここ…は?」
目覚めると、ベットの上で横になっていた。
「あっ気がつきましたか?」
「君は…?っ!!」
体を起こそうとすると全身に痛みが走りまた倒れてしまった
「大丈夫ですか?まだ傷が完全に直ったわけでは無いのであまり動かない方がいいですよ…」
「すまない。えっと…」
「あっ、名前ですか?私は、ユリ・アリシア。ユリと呼んでください。」ユリはそう言うと、手を出した。
「こちらこそ、傷付いた俺を助けてくれてありがとう。俺の名前は…」
ユリの手を掴もうとした瞬間、頭に激痛が走り頭を抱えこんだ。
「名前が思い出せない…」