「もう…何で皆いつもこの時間に集まってくれないの!?」
「だぁって昨日の仕事がぁ〜…」
「言い訳はいいの!」
煙草の火を付けようとするが辺りのうるささでなかなか集中できない
室には朝っぱらから声を張り上げる女と俺みたいに女の説教を聞き流しながらうなだれる奴が数名。皆「いつもの事だ」と言わんばかりの慣れた表情だ。
「ジーナさんも来てすらいないし……まったく、皆もうちょっと自覚って物ないの??」
「…ぁーも、分かったてばぁ〜。リナリーそんな怒ってばっかぃると老けこんじゃうよ〜?」
テーブルに寝そべったどう見てもガキにしか見えない童顔の女、メアー・シーが怒鳴る女をなだめようとするも女は耳も貸さない様子だ。
…っとその時
「…………本題はまだか…?」
話に割って入ったドレッドヘアのイカツイ謎女、ミシェール・ギニアスがドスのきいた声で淡々とその一言を発する。
すると周囲はその静かな気迫に圧倒されて黙りこんでしまった