ウ゛ーウ゛ー
?時??分あたしが毎日地下鉄に乗る時間。あたしの胸ポケットに入った携帯が定刻どおりに鳴る。
携帯を開くなり
―おはよう!ゆうき今日も一緒に帰れる?―\r
毎日と同じ文章
あたしは
―いいよ―\r
とだけ打って返信した。
罪悪感なんてきっっ最初からなかった。
メールの送り主はあたしの?つ上の高?の先輩―彼氏だ。
先輩が高?になる春に告白ってのをされて付き合った。
先輩はあたしが初めての女らしい、あたしは残念ながら初めてではなかった。
先輩の名前はまさき。
多分一般的には優しいし、頭がいいし、あたしは幸せものだった。
大切にもしてくれる。
多分あたしでなければ上手く言っていたのだろう。
そう、あたしでなければ。
中学の時はまだよかった。仲のいい男はいたけど皆友達だっただけだ。
まさきの反対を押し切る形でまさきとは違う学校を受験したときからか
高校に入学したときからか、あたしの気持ちは薄れていた。
もしかしたら最初から好きじゃなかつたのかもしれない。
告白されたから付き合った。と言い切れる。
ごめんね…まさき…
続きは次回で!