《脇役の噺》

ゅゅ  2009-09-01投稿
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私は何時でも話の脇役


貴方と貴女の恋を繋ぐ掛橋の役割


そんな脇役の自分が嫌いじゃない私


何時までも掛橋でいたい

でも気が付いてしまった

私にも主人公になるチャンスが来たんだって


拒否出来ない絶対的な主人公の役割を押し付けられる私


苦しい


私には重荷過ぎる


脇役から主人公へ


まるで何処かの番外編みたい


きっと脇役の恋も描いてやろうという作者の気まぐれ


でも脇役に主人公は無理なの


脇役には脇役の


主人公には主人公の


役割があるのに


作者がでしゃばったから

私は今日も苦しい思いをしなければならない



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