私は何時でも話の脇役
貴方と貴女の恋を繋ぐ掛橋の役割
そんな脇役の自分が嫌いじゃない私
何時までも掛橋でいたい
でも気が付いてしまった
私にも主人公になるチャンスが来たんだって
拒否出来ない絶対的な主人公の役割を押し付けられる私
苦しい
私には重荷過ぎる
脇役から主人公へ
まるで何処かの番外編みたい
きっと脇役の恋も描いてやろうという作者の気まぐれ
でも脇役に主人公は無理なの
脇役には脇役の
主人公には主人公の
役割があるのに
作者がでしゃばったから
私は今日も苦しい思いをしなければならない