カオスバスター 第6話:決意

キングボーズ  2006-07-29投稿
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カオスバスターが村や町を焼き払う奴等だと知ったツバサはリアの家に泊めてもらったその夜、ある決意を固めた。
(カオスバスターとしてこの世界に呼ばれ、自分に他に無い能力があることに気付いた。でもカオスバスターのやることは気に入らない。だからオレはぶっ潰す!!)

翌朝。リアがツバサの部屋に行くと、ツバサは何処かへ行く準備をしていた。
「何処へ行かれるんですか?」
「カオスバスター潰し。」
「!?ホントに行くんですか!?」
「あぁ。奴等のやることが気に入らねぇ。だからぶっ潰す!それにおもしれぇだろ?自分が呼んだ奴にやられるなんて。」
「はぁ。」
リアはポカンと口をあけ、ツバサの話を聞いていた。

「ドォォォォン」
ツバサの旅の準備が終わった頃、外から大きな音がした。
「な、なんだ!?」
「最近、村を襲う上級カオスです!!ちょっと行ってきます!!」
リアは部屋を飛び出し、外へ行った。
「あ!ちょっと!おい!!」
リアはツバサの声の聞こえないところまで走って行った。
「上級カオスってなんだよ!?…ったく!」
ツバサもリアを追って部屋を後にした。

「はぁ…はぁ…」
リアは上級カオスの前まで走った。
「ギガース!!」
ギガースと呼ばれた緑色の巨人は振り返り、リアの方を向いた。
「あ゙ぁ?」
ギガースはシワシワに枯れた声で、こう言った。
「なんダ。ま゙たお前゙か。さっサと消え゙ろ。殺され゙たいのか?」
ギガースは人二人分はある巨大な斧を振った。
ツバサはようやく駆け付け、ギガースを見てこう言った。
「うわぁぁぁ!?なんだありゃぁ!!?」
「ギガースです。巨人型カオスの上級カオスです。」
「その上級って?…っとあぶね!」
「上級カオスとは知能のついたカオスのことです!下級カオスと違い、色々な攻撃をしてきます!」
ツバサとリアはギガースの振るう斧を避けながら、上級カオスについて話をした。
「オ゙レ様と戦ってる最中におシゃべりとはいい゙度胸じゃねぇか!」
ギガースは狙いをツバサに絞り、斧を振りおろした。
「!!」
「死ね゙ぇぇぇ!!」
「ドガッ」
地面を叩き割る音がした。


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