ラブレター

 2009-09-02投稿
閲覧数[275] 良い投票[0] 悪い投票[0]

待ち合わせの場所で
考えながら待っていると、彼女が声をかけてきた。


振り返って
挨拶しようとした
その時だった。


いきなり
何かが手の中に
掴まされた。


「それ、家に帰ったら読んで。」


それだけ言うと、
彼女は走って
行ってしまった。


呆気にとられた。


我に返って
渡されたモノを見ると、
手紙?


とりあえず
言われた通り
家に帰ってから
見ることにした。


家に帰ってからも
気にはなっていたが
いつもと変わりなく
テレビをつけて
風呂に入る。


いつもより早く
風呂から上がった
気がする。


疲れてたのもあって、
ベットに横になる。
手には渡された
手紙を持って。


期待と不安で
かなりドキドキしていた。

そして、
手紙を開けて見る。


僕は、
生まれて初めて、
嬉し泣きをした。


その日は、
何時間も泣いていたんだ。


手紙の内容は、

《 好き です。
    佐藤静香より》



僕は今でも
その手紙を
御守りとして
大切に持っている。








   ラブレター

   お わ り
    (≧▼≦)



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 鏡 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ