夏休みと科学薬品 chapter2-2

ユーゴ  2009-09-03投稿
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彼女のあまりの過激な言葉に思考を停止してから三分が経過しようとしていた、考えている事と言えば


要(なんだ?何故こんな美女からこんな恐ろしい言葉が出るんだ?しかもなんだこの気持ちは…これは…恋?いや有り得ないな)


あまりの衝撃に変な考えが浮かんでしまった。


要「いきなりなんて事言うんだよ!女の子ならもうちょっとマシな言い方があるだろ?!」


やっと我に返って絞り出した言葉がそれだった、案の定彼女の表情は固まってしまった。

要(よし!これで少しは反省したかな)


これで一安心と思うのも束の間、彼女の顔が素晴らしい笑顔になった、あぁ…かわいいなと不覚にも顔が綻んだ。


美来「ごめんなさい、ちょっとキツく言い過ぎましたね、でも調子に乗らないでくださいね、蛆虫」


満面の笑みで言うもんだから、何を言われたのか全く理解できなかった。


要「え?ちょ、言い方変えればいいってもんじゃないよ!?」


正直、今の言い方のほうが精神的に傷付いた。


美来「調子に乗ったお詫びは?」


どこまでも恐ろしい女である。


要「あぁ!もうすみませんでした!それより理科室の赤い光はなんだったんだ?」


そう言うと、彼女の顔が真剣なものになった。



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