公園についた
ゆうすけが公園のベンチでこっくりこっくり眠っている
れおはゆうすけのほうに忍び足で近づいていった
私は胸ポケットに入った携帯がなっているのに気がついた
足を止めて携帯を開く
―着信 みやび―\r
胸の鼓動が早くなる
きゅって締め付けられたような痛みが走る
電話にでた
「はい…みやび…?おはよう」
「んーはようーあれ…なんでゆうきに電話してんだ?すまん間違えた!」
私の胸の音は静まってくれない
「いや大丈夫…したらまた学校でね」
落ちついた風に上手にいえた
やっと胸の音も静まってきた
「悪いな!サンキュ!」
―プ…プープープー…
私は携帯を静かに閉じて
れおとゆうすけの間に挟まれて歩きはじめた
そう
あたしは実はみやびが本当の好きな人だ
でもみやびには彼女がいる
それもすごくかわいい彼女が…
私はあきらめるしかなかった
だから私は他の男に逃げたのだ
でもいまだってみやびのことが苦しいほど好き
昔と少しだってかわっちゃいない
まさき…ごめん
こんな馬鹿好きになってくれてありがとう…
続きは次回