罪商人

亞璃  2009-09-04投稿
閲覧数[297] 良い投票[0] 悪い投票[0]


あなたの闇にふれた日
心の底に手を伸ばした

伸ばした手は
あなたの額の刻印に阻まれ

堕ちたあなたの傷
罪の印
私を受け入れはしない

いくら足掻いても
癒えない傷は
捨ててしまって

痛みにすがるのをやめて
私に全て委ねるの

あなたの刻印
焼き切って

溺れたそこから
救い出してあげたい

あなたの憂いは
私を強くする

あなたを護るためなら
私も堕ちたっていい



堕天使に授けられる刻印

あなたは
救われなかったのね

だけど私が 命を賭して

あなたの盾になる



ねぇ

こたえて

罪商人



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 亞璃 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ