時が経って
少しずつ見えてくる。
君の見たくない部分。
それも含め
全てを愛せるのが大人なら
僕はまだ子供なんだろう。
君はいつだって
笑いながら言うよね?
『全て受け入れるよ』
君は僕より大人なんだろうか?
ちょっとした事で
嫌になったり
ちょっとした事で
裏切られた気分になる
君は僕の全てじゃないけど
限りなく僕の心を支配しているんだ。
何でかな?
幸せの中には
必ず嫉妬とか疑いとか
黒い影が付いて回る。
君にはこんな気持ち
無いのかな?
好きな人を
こんなふうに見てしまうのは悲し過ぎるから、
僕はいつも目を瞑る。
見たくないものを
見ないように。
小さな僕には
これくらいしか出来ない。
人はすぐには
変れないから…。
僕がいつか大人になった時
きっと本当に
君を愛した事になるんだろうね。
その時見る空は
きっと輝いて見えるんだろうね。