スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 15話No.4 完結

MIZUKI@VENUS.T  2009-09-07投稿
閲覧数[161] 良い投票[0] 悪い投票[0]


あんなに熱くなって怒るお父様も初めてみた。


いつも冷静なお父様なのに…。



ゆり子さんは悲しそうに私達を見送った…。
何もしてあげれないと嘆いていた。



私たちはマンションへ戻った。



アラタ『いずみ…今すぐとは行かないけど、歌手を辞めてお父さんのもとで勉強するよ。
だから心配しなくていいから。』



いずみ『駄目よ!そんなの絶対にだめ。アラタの夢はアラタのものだもん。
貴方は芸能界でトップクラスにいるのよ。
うちが財閥だからって夢をあきらめたらきっと後悔する。』



アラタ『じゃあいずみは俺と別れるつもりかよ!』



いずみ『別れたくない………でも、このままだと。』


突然、アラタは私を強引に引っ張りキスをした。



『それ以上言うのやめよう。
俺は何としても認めてもらう努力をするから。
信じてくれないか?』


また言葉をキスでふさがれた。
そんな強引さも好きだけど…。



いずみ『アラタ、どうして歌手を辞めるなんて言えるの?
アラタらしくないよ。』



アラタ『お前が欲しいから、家族が欲しいからだよ。
いずみじゃなきゃだめだって知った時から覚悟はしてたんだ。
一生をかけてもいずみが欲しい。』



いずみ『アラタ………。』



私達は長いキスをした。



いずみ『私もアラタじゃなきゃだめなの。愛してる。』



アラタ『いずみ。』



………私達はお父様に反対された事でまた絆を深めていった。



どんな事があろうともアラタと一緒にいたい。



あの時、出会った事は運命だったんだ。



TRINITYのファンだった私が今はアラタと生きている。


15話完結。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 MIZUKI@VENUS.T 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ