一通り笑うと少し寂しさがこみ上げてきた。
『俊介…』
私は俊介の手紙を読むことにした。
《三年後はどんなことしてるのかな?今、特にやりたいことがないから三年後は想像できないや。まあ、言えることは側に楓がいることだけかな?楓、元気?てか、今こんなこと書いてるの恥ずかしいな。三年後の俺、楓を裏切るなよ!》
俊介…元気だよ。俊介のおかげだよ。ありがとう…。
『…俊介とワイン飲もうかな』ワインを持ちながら私は言った。
俊介、私たちの桜はとても綺麗だよ。絶対に色あせない………
私は俊介の眠る場所に歩いていった…