色あせない桜?「完」

陣内  2006-07-30投稿
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一通り笑うと少し寂しさがこみ上げてきた。

『俊介…』

私は俊介の手紙を読むことにした。

《三年後はどんなことしてるのかな?今、特にやりたいことがないから三年後は想像できないや。まあ、言えることは側に楓がいることだけかな?楓、元気?てか、今こんなこと書いてるの恥ずかしいな。三年後の俺、楓を裏切るなよ!》

俊介…元気だよ。俊介のおかげだよ。ありがとう…。

『…俊介とワイン飲もうかな』ワインを持ちながら私は言った。

俊介、私たちの桜はとても綺麗だよ。絶対に色あせない………


私は俊介の眠る場所に歩いていった…

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