スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 16話No.1

MIZUKI@VENUS.T  2009-09-09投稿
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16話『逮捕。』


私たちは考えていた。



これからの事を…。



アラタ『俺、いずみのお父さんはわかってくれる気がする。時間はかかりそうだけど。

そんなに頑固一徹には見えなかったよ。まずは、お父さんに俺の仕事を見てもらえないかな。
理解してもらえないと先へは進めないだろう?』



いずみ『そうね。私も協力する。
でもアラタ……
歌手を辞めないでやってく方法はあるの?』



アラタ『あると思う。ただし、お父さんが理解しないと辞め去る負えないだろうね。』



そんな事はさせたくなかった。



メンバーや回りの人間に申し訳ない。



今までの支えが無駄になってしまう。



いずみ『何とか辞めずにうまく行くといいけど。』



アラタ『大丈夫だよ!
俺に任せなさい。』


私はアラタに抱きついた。



いずみ『でもお願い…無茶はしないで。』



アラタ『わかってるよ。いずみ…。』



いずみ『アラタ…。』


私はアラタに抱かれた。



私はアラタが側にいるなら頑張れる。



この想いはもう誰も止める事は出来なかった。





引っ越しまであと2日。


鍵は変えてあった。



アラタが仕事へ出てほんのわずかの時だった…。



玄関でインターフォンが鳴った。



アラタ……忘れ物かな?





……ドアを開けると………





沢渡えりかがいた。



沢渡『この間はごめんなさい。
私、荷物を取りに来ただけなんで入ってもいいですか?』


えっ?荷物って?



いずみ『アラタは荷物を取りに来たの知ってるの?』



沢渡『うん。
今下で会ってオートロック開けてもらったから…。
ホントこの間はごめんなさいね。私どーかしてたわ。』



なるほどね。それにしても…………。




まぁ、いいか。



私は部屋の中へ入れてしまった。

続く…。



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