よろしく!魔女さん

湯島 朗  2006-07-30投稿
閲覧数[325] 良い投票[0] 悪い投票[0]

 どこからか声がした。
ーあははは。見えないの?ー
「見えるはずなっ!?」
 上を見た。そこには、黒マントに箒を持った男とも女とも言えない奇麗(?)な人がいた。
「なななななななななななななな!?」
ー訳わかんねーよ。なんで『な』ばっか連呼すんだ。ー
「だだだって、魔法が出来るはユーレイが見えるは・・・・。」
ーユーレイとはなんだ!ユーレイとは!!ー
 黒マントさんは、怒った。
ーあたしは、雄所ただ式魔女・ライだ!!ー
「うっわ・・・・・胡散臭い名前・・・・。え?まじよおおおおお!?」
ーなに、『まじょ』を『まじよ』にしてんだ。そうだ。魔女だ。ー
 信じらんない。いくら不思議な事が好きでも、今日は絶対、ぜぇぇえぇったいおかしい!!
ー名前は?ー
「たたたた、田中 菴・・・。」
ー菴・・・・ね。ー
 考えるようなポーズをとった。何考えてんの?
ーよっし。ー
 何がよっし!?私、なんかされる!?
ー田中 菴 今宵 今日から ライのもとで 見習う 契約せよー
 はああぁぁあぁぁあぁあ!?何言ってんのぉおお!?今日の私、叫びすぎー!!?でも、何がどうなってんの!?
ー契約完了!これから、お前は魔女としてあたしとがんばる!ー
「え?」
 そして、田中家は絶叫に包まれる・・・・・。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 湯島 朗 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ