日本戦国総理「信長」

 2009-09-13投稿
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沈みゆく「日処ずる国」。
このままでは、日本が滅ぶと危惧した、古代より表の政権を支え続けてきたヤマト府は、禁断の秘法を発動し、過去の偉人を甦らせ、日本国総理大臣に据えることを決定した。

現代に甦る救国の士。
誰がこの閉塞した国情を変えることができるのか。
ヤマト府は、黄泉の神達で構成される黄泉国政府と協議のうえ、適任と思われる神を、再度、偉人として現世に甦らせることに合意した。

混沌と破壊による創造を、任務とする黄泉国の破壊担当神。

名を「ハテクバイヤサカノミコト」と言った。

この神は、かつて現世においても、中世日本に現れ、新たな日本の歴史を創造した神である。

その際に現れ出でた時の、現世の名。

その名は「織田信長」

黄泉国冥王は、直ちに現代日本への出現を、ハテクバに命じた。
「ハテクバ、いや信長よ。そちも知ってのとおり、ヤマトが、いまや存亡の危機に瀕しておる。新たな歴史が必要なときじゃ。ヤマト府と連携をとり、ヤマトを救うのじゃ!
しかしっ!いつぞやの様に朝廷に歯向かい、野心を出したなら、また光秀にそちを討たせること、言い置くぞ。」
「畏まりまして御座候っ!」

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