第三話《くるみの気持ち》ヒカルの事なんか・・・・・・・。
ずっと嫌ってたやつ。世界一ムカついてたやつ。そんなやつを・・・。
ありえない、、、絶対ありえない!!!!!!
『くるみ?くるみぃ!?』『えっ何!』
何この気持ち………
『お前さっきからボーっとしてるけど、どした?風邪でもひいたか?』
私のおでこに手をあてるヒカル・・・
『あっ・・・!!大丈夫、ちょっと考え事してた。』なんか、いつもと違うよ。何だろこの気持ち、しかもヒカルと目が合わせられない………。
このトキ気付いた。私はヒカルが好きだって事...。
でも何でこの私がヒカルを!?
ってよく思うと、私ヒカルの事で頭のなかいっぱいだった。
ムカツクって思ったり、大嫌いって思ったり、そして今気付いた好きって気持ちも含めて……。
神様ってホント不公平。
なんで、キライって思ってたやつを正反対の気持ちに変えちゃうんだろう……。イヤ。違うこれは、自分が勝手に作り上げてしまった気持ちなんだ。
次回《キライ……好き?》