性犯罪が減りますように…木村蜜実

木村蜜実  2009-09-13投稿
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性犯罪…。

それは、被害者にとって、一生心に傷が残る犯罪。

被害者の気持ちを知ってもらいたいと思い、今回この事を書こうと決めました。

これを書く事で、少しでもみなさんに理解していただいて、役に立ちたいと思います。

私は男性恐怖症でした。

私が男性恐怖症になったのは、高校1年の夏です。
その時、私は部活と生徒会をやってました。
遅くなり、先生が送ってくれると言ったので、車に乗りました。
でも、教えた方向とは逆に向かい、そのまま、知らない空き地に連れていかれ、性的暴力を受けました。

それ以来、私の男に対する見方がかわりました。

先生は、春休みに入る前に学校を辞めました。
でも、先生がいる間は、言う事を聞く毎日でした。

普通なら、学校に行かなくなりますが、その時付き合っていた人に守られ、私はなんとか学校に行ってました。
先生に迫られる度、私の男嫌いが増していきました。
その時は怖かったんです。毎日が嫌になり、自殺も考えました。
私にとって、最悪な日々が続きました。
家族にも言えず、友達にも言えず、彼にだけ理解を求めました。

先生がいなくなっても、怖い事にはかわりなかったです。

段々、気持ちに余裕が見えた頃、さすがに重かったのか、4年付き合った彼とも別れました。

愛していたのに、その行為が出来ないからです。

何度かは許せたけど、私はやっぱり、抱かれる事に抵抗がありました。

その後も、何人かと付き合ったけど、私は無理だと思ってしまい別れを繰り返しました。

でも、以前キム○で話した彼に出会って、私はかわりました。

私は彼にいろんな事を教えてもらいました。

生きる事、過去の事、犯罪。その痛みを知ってるからこそ、人に優しく出来るし、そんな人ばかりじゃないって事。
それに、彼がいて、彼が私を大事にしてくれたから、今こうして私は生活をしています。
別れてしまったけど、彼のおかげで、今の前向きな私がいます。

今も時々、男性が怖い事があります。
それは自分自身で越えなければならないと思っています。

性犯罪は心の傷の方がどうにもならないんです。
素直に笑うのに私は何年もかかりました。

他の方が安心して毎日を過ごせるように、キムは願っています。

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