性犯罪…。
それは、被害者にとって、一生心に傷が残る犯罪。
被害者の気持ちを知ってもらいたいと思い、今回この事を書こうと決めました。
これを書く事で、少しでもみなさんに理解していただいて、役に立ちたいと思います。
私は男性恐怖症でした。
私が男性恐怖症になったのは、高校1年の夏です。
その時、私は部活と生徒会をやってました。
遅くなり、先生が送ってくれると言ったので、車に乗りました。
でも、教えた方向とは逆に向かい、そのまま、知らない空き地に連れていかれ、性的暴力を受けました。
それ以来、私の男に対する見方がかわりました。
先生は、春休みに入る前に学校を辞めました。
でも、先生がいる間は、言う事を聞く毎日でした。
普通なら、学校に行かなくなりますが、その時付き合っていた人に守られ、私はなんとか学校に行ってました。
先生に迫られる度、私の男嫌いが増していきました。
その時は怖かったんです。毎日が嫌になり、自殺も考えました。
私にとって、最悪な日々が続きました。
家族にも言えず、友達にも言えず、彼にだけ理解を求めました。
先生がいなくなっても、怖い事にはかわりなかったです。
段々、気持ちに余裕が見えた頃、さすがに重かったのか、4年付き合った彼とも別れました。
愛していたのに、その行為が出来ないからです。
何度かは許せたけど、私はやっぱり、抱かれる事に抵抗がありました。
その後も、何人かと付き合ったけど、私は無理だと思ってしまい別れを繰り返しました。
でも、以前キム○で話した彼に出会って、私はかわりました。
私は彼にいろんな事を教えてもらいました。
生きる事、過去の事、犯罪。その痛みを知ってるからこそ、人に優しく出来るし、そんな人ばかりじゃないって事。
それに、彼がいて、彼が私を大事にしてくれたから、今こうして私は生活をしています。
別れてしまったけど、彼のおかげで、今の前向きな私がいます。
今も時々、男性が怖い事があります。
それは自分自身で越えなければならないと思っています。
性犯罪は心の傷の方がどうにもならないんです。
素直に笑うのに私は何年もかかりました。
他の方が安心して毎日を過ごせるように、キムは願っています。