証拠が無いだと!?
なのに俺を疑ってんのか!?
「……まあ…あなたが紙を破くシーンを皆が目撃してるからね★」
「証拠といえば証拠じゃないかな☆」
は!?俺は現実的なもっとモノの形をしている証拠を求めてるんだよ。
俺が反撃を開始しようとした時唐突に誰かが喋った。
「もう良くない?」
会長だった。
「ていうかさー。港、性格変わってるよ。あの超人気テレビの主人公の変身並に凄い変化だよ?」
あの超人気テレビの主人公の変身並に!?
それは凄い!
「嫌、ツッコミ所はそこじゃなくて……ていうか港、元の性格に戻ってよー」
元の性格…?
……あれ、何でここに?
あ…そうか。私は会長に連れられて部室に来たんだっけ。
……うーん。途中で数カ数記憶が吹っ飛んでいるのは気のせいですかね?