夕焼けの女の子

くろペン  2009-09-15投稿
閲覧数[500] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「無関心なのと寛容なのは違うんですよ。」

そんなことを言った女の子がいた。

「さしずめキミは無関心のほうだね。」

図星だったのか、そんなこと考えたこともなかったのか、とにかく僕は何も考えられなくなってメガネ越しに笑う彼女を見ていた。
西日の射す教室でその子は儚げで、時が止まったみたいにその情景は頭から離れない。

季節の変わり目のなか、夕焼けを見てそんなことを思い出した。
ちょっとしたノスタルジー。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 くろペン 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ