「スグルくん！」
今日も電車でスグルくんと同じ車両で隣をゲット☆
そんな日々が毎日キープしていったら私の気持ちにスグルくんはすぐに気づいてしまうのではないかな？
と、思っても毎日スグルくんを見ていたい。
できれば声を聞きたい。
できれば話しをしたい。
できれば私を見てほしい。
………。
どんどんと欲は溢れて出てきた。
その欲に勝てなくて私は毎朝、必ず、スグルくんに話かけている。
そんなある日、偶然にスグルくんと私の間に他の人が声をかけてきた。
名前はユタカ。
スグルくんと同じ高校で中学も同じで部活も同じらしい。
ユタカくんはスグルくんに比べると幼くみえる。
本当はスグルくんが大人っぽいのに。
ユタカくんを見ると幼いなと比べてしまう。
そんな感じで毎朝のスグルくんとの登校にユタカくんが加わることになった。
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